芝生 育成奮闘記②
こんにちは、芝生を愛する住宅営業マンです。
芝生 育成奮闘記 第2話(全7話くらい)です。
前回は、土作りでした。
今回は、種まきから発芽の模様をお送りしたいと思います。
2014年4月29日
前回の作業からの続きです。
レーキで土を均しました。この様に線がつくとどの辺がデコボコしているのかが
わかりやすいですね。
あー美しい。達成感いっぱいです。
レーキを使って溝を作るのには訳がありまして、種を撒いた時にもう一度均すと
種が土に混ざりやすくする為なんです!
いよいよ種まきです・・・
こちら、わが庭の主力メンバー「ケンタッキーブルーグラスちゃん」です。
ここで、各メンバー(種)の紹介をしたいとおもいます。
芝生の種は、どれも同じだろう?
暖かい所用と寒い所用の2種類くらいだろう?と思ってました。
違ったんです。
確かに、暖地型の「日本芝」と寒地型の「西洋芝」
の大きく2つの分類で、本州や北海道での使い方があるのですが、
発芽日数や発芽温度によっていろんな種類の芝を混ぜてまくのが良いそうです。
まあ、そんなこと知らなかったので失敗しましたけどね。。最初は。。
最初は、「ケンタッキーブルーグラスちゃん」一本槍で突撃しました。
最終的に撒いた3種類の西洋芝の種類をご紹介します。
■ケンタッキーブルーグラス
世界で最も広く栽培されている芝生。
世界で最も広く栽培されている芝生です。冷涼地に適していて、ベントグラスよりも寒い地方に適しており、北海道でよく使われる芝生です。病害には強いが生育が遅いく高温乾燥に弱い性質です。踏圧には強いが、低刈りには向いていません。ゴルフ場のフェアウェイなどでよく利用されています。
■トールフェスク
気温に対する適応力が強く、乾燥と日陰に強い芝生。
寒地型芝草としてはかなり高温に強く、寒地型と暖地型の両方の性質を持っている芝生。
葉が広めなのがトール・フェスク、反対に葉の細いハード・フェスクもあります。
暖地でもよく育ち、深く根を張るため乾燥にも強く、丈夫な芝生です。競技場芝など幅広い施設で使用されています。
■ペレニアルライグラス
冬の葉色がオーバーシードに最適。
牧草用の芝生で、生長が早く寿命が短いので家庭で使用されることはほとんど有りません。低湿に強く、冬の葉色がきれいなのでオーバーシードに利用されることが多いです。踏圧に弱い性質です。
そして、たねを混ぜる意味とは・・・
3種混合にする理由として、それぞれの種子には耐暑性、耐寒性、耐病性などの特性があり、1つの品種でそれを満たすものは殆ど無い為に、3種類程のそれぞれの長所を生かして、短所を補いながら設計されています。
また、1種類、1品種での配合にしてしまうと、各種子の耐病性がそれぞれ違うので、その1種の弱い病気が発生すると全滅してしまい、床面を裸にしてしまう危険があるので、数種類の配合にしてお互いの欠点を補い、危険を分散することが出来ます。
例えば、床面に種を蒔いた時に、雨などによる土壌の侵食を防ぐためにペレニアルライグラスのような発芽、初期成育の早い種子を利用します。
しかし、ペレニアルライグラスは短年草なので長期的な緑化が出来ません。
その為にケンタッキーブルーグラスやクリーピングレッドフェスクのような多年草を混播します。
だ、そうだす。だす。
おじさんは、こんなことわからんかったもんだからー
結構苦戦したっぺさ。
では、撒いていきます。
こんな感じてテキトーに撒いていき・・・
レーキで垂直方向から均します。
一応、ネットや本にはこの後ローラーで踏みつけながら均一にならして下さいって書いて
ありましたが、
そんなものは、無い。
ので、板で一箇所づつ踏みつけました。
こんなもんか、っていうことで種まき終了です。
我ながらバカですねー。
実は、ここからがなかなか発芽せず、やきもきしました。
その間色々と勉強しました。
いつも「まだ出ない〜まだ出ない〜」のとなりのトトロ状態でした。
その苦戦の模様は、次回に書きます。
一応、20日後・・
ちょびっとファイヤーしましたが、まだまだです。
続きまーす。
長文読んで頂きありがとうございます!
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